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たつのロケ旅

TATSUNO LOCATION GUIDE

男はつらいよ第17作のロケ地たつの市は 映画に登場する場所や空気感が今も変わらず残っている。

第17作(昭和51年7月公開)

寅次郎夕焼け小焼け

上野の飲み屋で、みすぼらしい老人と出会った寅さんは、気の毒に思いとらやに連れて来てしまう。 その老人は、日本画の大家・池ノ内青観(宇野重吉)だった。世話になったお礼として青観が描いた 絵をめぐり、とらやでは大騒動が巻き起こり、寅さんは旅に出ることに。ところが兵庫県龍野で、 寅さんは青観と再会、市長の接待を受け、芸者ぼたん(太地喜和子)と意気投合。しばらくして、 ぼたんが、客だった鬼頭(佐野浅夫)に貸した二百万円を踏み倒されそうになって、上京。 あまりにも理不尽な事態に、憤慨した寅さんは・・・

ロケ地兵庫県龍野(現:たつの市)
監督山田洋次
脚本山田洋次 朝間義隆
車寅次郎渥美清
マドンナ(ぼたん)太地喜和子
さくら倍賞千恵子

<ストーリー>

● 田舎の漁港/寅さんが夢から醒める。
● 東京都 足立区 西新井大師/寅さんが源公と、猿の玩具を売る。
● 東京都 千代田区 神田神保町 古書店 大雅堂/寅さんが青観の絵を持って行く。
● 兵庫県 龍野市(現たつの市) 清江橋/寅さんが青観と再会。
● 兵庫県 龍野市本町 梅玉旅館/宴席で寅さんがぼたんと出会う。
● 兵庫県 龍野市 山崎街道〜揖保川〜龍野公園/龍野橋から鶏籠山を望む。寅さんが観光課の職員に案内される。
● 兵庫県 龍野市 上霞城 武家屋敷跡/青観が界隈を歩く。
● 兵庫県 龍野市/寅さんが龍野橋の上でアイスキャンディーを食べる。

第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』4Kデジタル修復版
好評発売中
Blu-ray価格:3,080円(税込)
発売・販売元:松竹
©1976/2019 松竹株式会社

ロケ地

夢から覚めて

location:岩見港

夢の中でサメに食われそうになった後、夢から覚めた寅次郎が魚釣りをしている場所。 ここはたつの市御津町岩見港です。撮影時と背景の山と石積みの突堤はそのままです。

寅次郎クラクションを鳴らされる。

location:揖西町佐江 清江橋付近

作品も中盤に差しかかる頃に龍野のロケシーンが始まります。池ノ内青観の乗った車が走って いると道の中央を歩いている寅次郎が現れるシーン。

ここから見た鶏籠山が一番美しいと言われています。

location:龍野町 龍野橋東詰

寅次郎の乗った車が、龍野橋の東側に停車し、このシーンへ続きます。寅次郎は車からは降りず、昨晩飲みすぎたせいかダウンしています。

映画では車を乗り入れていました。

location:龍野町 聚遠亭

たつの市を代表する観光名所の聚遠亭、現在は公用車以外乗入れ禁止です。

池ノ内青観シーン

location:龍野町 龍野小学校付近

龍野を池ノ内青観が歩くシーン、龍野城跡や龍野小学校、旧脇坂屋敷前を歩きました。

夕焼けのシーンで赤とんぼの音色が鳴り響く ①

location:龍野町 旭橋

たつの市には、時報チャイムと地区内の放送の設備として、公民館などに大きなスピーカーが設置してあり、毎日3回(7時、17時、22時)この音色が鳴り響きます。 よく知られているように、たつの市はこの「赤とんぼ」を作詩した三木露風の生誕地です。

夕焼けのシーンで赤とんぼの音色が鳴り響く ②

location:龍野町 如来寺付近

寅次郎が帰京する為に梅玉旅館から出てくるシーン

location:龍野町 梅玉旅館付近

作品の中で寅次郎が宿泊し宴会などが行われたのがこの梅玉旅館。 現在もこの旅館は営業をしていて、作品撮影時の資料が展示されている。

お志乃が池ノ内青観の乗る車を見送るシーン

location:龍野町 日山付近

感動のクライマックスシーン

location:龍野町 日山

池之内青観先生の住む東京の方向へ手を合わせるシーン。

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