JR山陽本線 竜野駅
名前は竜野だが、旧龍野市中心部からかなり離れ(5Km)ており、江戸時代の旧山陽道、正條宿に近い。
前身は明治22年開通の山陽鉄道竜野駅(駅舎は揖保川東岸のたつの市揖保町今市の新幹線と山陽本線が交わる東側にあった)である。民営期間を経て明治39年の鉄道国有法により同年12月1に買収、国営化。開業当時の駅名は「龍野」であったが、姫新線の「本竜野」と同様、「竜野」に変わり、旧龍野市と漢字が異なる事となった。
現駅舎は明治39年に建てられたもので、改札口中央を始め木造の柱や構造材、屋根等当時そのままで使われている。屋根は寄棟造りの瓦葺き。ホームのかさ上げ工事の跡もはっきりわかる。信号取扱所跡「出窓」も残る。約115年使われているが、メンテナンスが行き届いており、懐かしさを感じるのは鉄道ファンだけではないはず。
現在は単式ホーム2面2線配置。昭和34年こ線橋の使用開始。
名称 | JR山陽本線 竜野駅 |
---|---|
電話番号 | ー |
住所 | 兵庫県たつの市揖保川町黍田35番 |
URL/時刻表 | ホームページ |
フォトスポット一覧
龍野藩営野田焼古窯址
寛政9(1797)年、龍野藩営の窯として始まり、明治時代には民営となった。
龍野橋東詰
橋の東からは龍野城下町のほぼ全景が見える
龍野城
龍野のシンボルとしてアレンジ・再構成されている。桜の名所であり、イベントも行われる。
龍野公園の桜(基準木)
龍野公園での満開判定をする基準となる木
龍野ショッピング 森高パンダ
森高千里さんのフォトエッセイの表紙に龍野ショッピングが!
黒崎菜の花畑
綾部山梅林の裾野に広大な黄色い菜の花畑が広がり、早春を満喫できる。開花は1月中旬~。
陸軍大将田中静壱記功碑
ポツダム宣言玉音放送前日からの皇居宮城事件鎮圧者であり日本を終戦に導いた立役者。
野見宿禰神社(相撲の神様)
現在までに有名力士の参拝は跡を絶たず、玉垣にはその名が残る。
観光スポット一覧
室山城跡(遠見の番所跡)
築城年代は定かになっていないが、赤松円心の防衛拠点として記録に登場する。
天神山1号墳
径約18mの円墳
大阪城の石
豊臣秀吉が大阪城築城のとき、石垣に使うため西国大名が運ぶ途中室の泊で海中に落としたもの、と伝わる。
大神神社(素麺神社)
明治2年(1869)5月1日創立
国道250号(はりまシーサイドロード)
国道250号(はりまシーサイドロード)沿いにある道の駅で瀬戸内海の絶景を満喫できる。
二級河川富島川と人柱地蔵
人柱の犠牲まで払って堤を造り、川を掘り下げ海水・雨水と戦った人々の暮らしの跡が偲ばれる。
もやい石
入港した北前船が係留するときに船のもやいを繋いだ石。石工による細かな細工が見もの。
たつの市立室津海駅館
元豪商嶋屋の建物。江戸時代のおもかげを残す資料館。二階建ては許されなかった当時としては珍しい二階建て。