その昔、本神社の麓まで海であった。
石灯籠前の池の中にある岩は、神功皇后が船を停泊させるのに、もやいをかけて停泊したと伝承が残っている。また、その後も大小の船が岩にもやいをかけて停泊したので、地区名が碇岩になったとされる。神功皇后は当地に寄港した事は播磨風土記に記載されている。
溜池が3つあり、中間の池にはこの地で発掘された大規模な遺跡「碇岩南山遺跡」の説明板が立っている。遺跡は石器ブロックが2地点見つかり、話題となった。現在は埋め戻されているが、推定される素焼きの窯跡は未発見のままとなっている。池は全て遊泳・釣りは禁止。