湊口番所跡
江戸時代の室津は極めて重要な港町であった。
江戸時代の室津は姫路藩の飛び地であり、また参勤交代や朝鮮通信使、オランダ公使などの江戸参府の際の本州への上陸点として極めて重要な港町であった。そのため姫路藩はその初期から番所に兵を置いて警護にあたらせていた。番所の駐在者は20名程度であった。2人のドイツ人の記録が残っている。最初はケンペルで、次はシーボルトである。時代差はあるが、10本の槍、5本の薙刀があり、シーボルトの時代には港を掃射できる砲台があった。彼らの記述には「彼らは敬意を表してうずくまり(土下座)少しの騒音も立てなかった」「彼らはひざまずき、高度に敬意を表して礼儀正しく静まり返っている」と印象深い日本人の様子を残している。
名称 | 湊口番所跡 |
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電話番号 | ー |
住所 | 兵庫県たつの市御津町室津19 |
営業時間 | ー |
定休日 | ー |
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ご予約 | ー |
フォトスポット一覧
伏見屋商店
現在は書店だが、江戸時代は油や紙、日常品まで扱う総合商社であった。
伊和神社 碇岩(神功皇后伝承)
石灯籠前の池の中にある岩は、神功皇后が船を停泊させるのに、もやいをかけて停泊したと伝承が残る。
中川原公園
蒸気機関車の展示や遊具の設置、グラウンド・テニスコートの施設等があり、多くの人に利用されている、市民の憩いの公園です。
世界の梅公園
世界の梅、約315品種1250本を楽しむ事ができる。
観光スポット一覧
鳩ヶ峰(室津街道)
室津街道上にある丸亀藩と姫路藩の境界。シーボルトもこの街道を通り、江戸の幕府に参府した。
道の駅「みつ」
国道250号(はりまシーサイドロード)沿いにある道の駅で瀬戸内海の絶景を満喫できる。
輿塚古墳
御津町内6基の前方後円墳のなかで最大
輪袈裟(わけさ)の清水
かつて街動筋を行き来した旅人達が渇いたのどを潤した。
赤松鼻
1336年に新田義貞は室山の赤松勢と戦となり、多数の赤松兵が討ち取られながら赤穂郡に逃れた。
觜崎の磨崖仏(天然記念物)
岩山の崖面に彫られた石仏
見性寺
室津の長の娘で遊女の室君が建立したといわれる五ケ精舎のうち現存する唯一の寺。
聖徳太子の投石(なげいし)
聖徳太子にまつわる逸話の地。