新宮 宮内遺跡
新宮町新宮・宮内に所在する集落跡で、生活の跡は縄文時代から平安時代に及んでいる。
遺跡が最も栄えたのは2000年あまり前の弥生時代中期である。
発掘調査によって円形や方形の竪穴(たてあな)住居、溝を巡らせた墓、多数が並行する大きな溝をはじめ、大量の土器や石器が見つかっている。とりわけ、分銅形土製品(ふんどうがたどせいひん)は県内最多の出土数を誇る。
現在、西播磨を代表する弥生時代集落として、史跡公園整備を進めている。
※国指定史跡
名称 | 新宮宮内遺跡 |
---|---|
住所 | 兵庫県たつの市新宮町新宮343 |
フォトスポット一覧
野森稲荷神社
赤い鳥居が立ち並ぶ神社
重要文化財 永富家住宅
国の重要文化財指定の永富家住宅
醤油の自動販売機
日本唯一と言われる醤油やもろみを販売する自販機
赤とんぼの碑(龍野公園)
三木露風作詞、山田耕筰作曲の赤とんぼの歌碑
賀茂神社
構成される建造物の8棟が国の重要文化財である。祭神、賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)を祀る神社。
觜崎の屏風岩(天然記念物)
播磨国風土記にも記された珍しい天然の造形
見性寺前の石仏
北前船の遺産で構成文化財。見性寺に北前船廻船問屋の豪商嶋屋の三木半四郎が奉納した西国三十三所霊場の石仏が並ぶ。
菊屋商店
文政元年創業で元々は醤油醸造。
観光スポット一覧
鳩ヶ峰(室津街道)
室津街道上にある丸亀藩と姫路藩の境界。シーボルトもこの街道を通り、江戸の幕府に参府した。
道の駅「みつ」
国道250号(はりまシーサイドロード)沿いにある道の駅で瀬戸内海の絶景を満喫できる。
輿塚古墳
御津町内6基の前方後円墳のなかで最大
輪袈裟(わけさ)の清水
かつて街動筋を行き来した旅人達が渇いたのどを潤した。
赤松鼻
1336年に新田義貞は室山の赤松勢と戦となり、多数の赤松兵が討ち取られながら赤穂郡に逃れた。
觜崎の磨崖仏(天然記念物)
岩山の崖面に彫られた石仏
見性寺
室津の長の娘で遊女の室君が建立したといわれる五ケ精舎のうち現存する唯一の寺。
聖徳太子の投石(なげいし)
聖徳太子にまつわる逸話の地。