宝積禅寺
宝積禅寺は天平年間に行基が開基した寺と伝わる。本堂には、市指定文化財の十一面観音立像に加え、県指定文化財の薬師如来像と釈迦如来像がある。
十一面観音立像は像高166cmの一木造り。等身大の堂々たる体形は11世紀ごろの平安時代後期の面影を残している。表面の彩色は残っておらず、賑やかな飾りや台座などは殆どが後代の補修である。
薬師如来と釈迦如来立像は両者ともに檜(ひのき)材と推定される寄木(よせぎ)造りで、像高は、前者が約153cm、後者が約145cmである。等身大、同大、同巧(どうこう)の両像がそろって残っている例は珍しく、平安時代末期(12世紀)の優品といえる。
名称 | 宝積禅寺 |
---|---|
住所 | 兵庫県たつの市揖保川町大門108 |
観光スポット一覧
鳩ヶ峰(室津街道)
室津街道上にある丸亀藩と姫路藩の境界。シーボルトもこの街道を通り、江戸の幕府に参府した。
道の駅「みつ」
国道250号(はりまシーサイドロード)沿いにある道の駅で瀬戸内海の絶景を満喫できる。
輿塚古墳
御津町内6基の前方後円墳のなかで最大
輪袈裟(わけさ)の清水
かつて街動筋を行き来した旅人達が渇いたのどを潤した。
赤松鼻
1336年に新田義貞は室山の赤松勢と戦となり、多数の赤松兵が討ち取られながら赤穂郡に逃れた。
觜崎の磨崖仏(天然記念物)
岩山の崖面に彫られた石仏
見性寺
室津の長の娘で遊女の室君が建立したといわれる五ケ精舎のうち現存する唯一の寺。
聖徳太子の投石(なげいし)
聖徳太子にまつわる逸話の地。
フォトスポット一覧
伏見屋商店
現在は書店だが、江戸時代は油や紙、日常品まで扱う総合商社であった。
伊和神社 碇岩(神功皇后伝承)
石灯籠前の池の中にある岩は、神功皇后が船を停泊させるのに、もやいをかけて停泊したと伝承が残る。
中川原公園
蒸気機関車の展示や遊具の設置、グラウンド・テニスコートの施設等があり、多くの人に利用されている、市民の憩いの公園です。
世界の梅公園
世界の梅、約315品種1250本を楽しむ事ができる。