宝積禅寺
宝積禅寺は天平年間に行基が開基した寺と伝わる。本堂には、市指定文化財の十一面観音立像に加え、県指定文化財の薬師如来像と釈迦如来像がある。
十一面観音立像は像高166cmの一木造り。等身大の堂々たる体形は11世紀ごろの平安時代後期の面影を残している。表面の彩色は残っておらず、賑やかな飾りや台座などは殆どが後代の補修である。
薬師如来と釈迦如来立像は両者ともに檜(ひのき)材と推定される寄木(よせぎ)造りで、像高は、前者が約153cm、後者が約145cmである。等身大、同大、同巧(どうこう)の両像がそろって残っている例は珍しく、平安時代末期(12世紀)の優品といえる。
名称 | 宝積禅寺 |
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住所 | 兵庫県たつの市揖保川町大門108 |
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宝積禅寺
天平年間に行基が開基した寺と伝わる。
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