子爵 榎本武揚書 神力紀功之碑(粒坐天照神社)
今は粒坐天照神社の一角にポツンと残されたたつの市出自、明治の銘米神力米の紀功碑。当時の農商務大臣であった榎本武揚の揮毫。余部村の岩村善六が全国に神力米を紹介した所、注文が殺到し、御津地区だけでは生産が追いつかなくなった。そこで、御津地区、揖保川地区、龍野地区など現在のたつの市のほぼ全域の農家が団結し、一帯は神力米の種籾田となった。組合成立前に、厳密な管理や出荷規定を設け高品質の種籾を提供した。これにより明治政府の税収入は激増し、農家の暮らしも安定化し、飢饉が無くなった。ゆとりが出来たため、様々な産業が生まれる事になった。たつの市内にはこれを顕彰した政府からの記念碑がいくつも存在する。
名称 | 子爵 榎本武揚書 神力紀功之碑(粒坐天照神社) |
---|---|
住所 | 〒679-4161 兵庫県たつの市龍野町日山472 |
観光スポット一覧
鳩ヶ峰(室津街道)
室津街道上にある丸亀藩と姫路藩の境界。シーボルトもこの街道を通り、江戸の幕府に参府した。
道の駅「みつ」
国道250号(はりまシーサイドロード)沿いにある道の駅で瀬戸内海の絶景を満喫できる。
輿塚古墳
御津町内6基の前方後円墳のなかで最大
輪袈裟(わけさ)の清水
かつて街動筋を行き来した旅人達が渇いたのどを潤した。
赤松鼻
1336年に新田義貞は室山の赤松勢と戦となり、多数の赤松兵が討ち取られながら赤穂郡に逃れた。
觜崎の磨崖仏(天然記念物)
岩山の崖面に彫られた石仏
見性寺
室津の長の娘で遊女の室君が建立したといわれる五ケ精舎のうち現存する唯一の寺。
聖徳太子の投石(なげいし)
聖徳太子にまつわる逸話の地。
フォトスポット一覧
正條の渡し
江戸時代、暴れ川として有名で橋の無い川
東山公園吊り橋
歩行と自転車で渡れる吊り橋
東山公園
新宮地域の吊り橋を渡った揖保川東岸の小嵐山(こあらしやま)の山裾一帯は、つつじと紅葉で有名です。
本陣 井口家
江戸時代、山陽道は正條の渡し近くに片島宿,正條宿の二つの宿場があり,西国の大名たちは室津街道を通って北上し、ここで合流し山陽道で姫路方面へ向かった。
旭橋
人と自転車専用の珍しい橋
旧脇坂屋敷
映画男はつらいよ「寅次郎夕焼け小焼け」ではカトリック教会の看板が見える。
日和山(燈籠堂跡周辺)
賀茂神社がある小高い岬は北前船の乗組員から日和山と呼ばれ、北前船の船乗りたちが出港前に日和を見た場所であった。
新舞子浜
近畿随一の遠浅の海岸として、海水浴や潮干狩りが楽しめる。