野見宿禰神社(相撲の神様)
現在までに有名力士の参拝は跡を絶たず、玉垣にはその名が残る。
播磨風土記によると、2000年程前の怪力かつ頭脳明晰な人で、垂仁天皇のもとにいた怪力の当麻蹴速と相撲を取らせた所、野見宿禰が勝利し、垂仁天皇に仕える事となった。彼は今までの皇族の葬儀で殉死者を一緒に葬る慣例をやめ、代わりに埴輪を入れる事になったと伝えられている(伝承)。彼が朝廷から故郷の出雲に帰る途中に龍野で重い病気になり、この地で亡くなった。地元・出雲の人々が揖保川から並び立って、石を運んで墓を造ったという言い伝えから人が「立つ野」「立野」「龍野」となったと言われる。家紋は出雲大社と同じ亀甲紋となっている。現在までに有名力士の参拝は跡を絶たず、玉垣にはその名が残る。軽登山の格好で動物避けの鈴を持つ事を推奨。近くには龍野公園展望台があり、景色も見事。周辺には龍野藩主廟として初代脇坂安治を祭神にした龍野神社があり、毎年春の武者行列の始発点となっている。
名称 | 野見宿禰神社(相撲の神様) |
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フォトスポット一覧
家老門
昔はここで年一回大相撲巡業興行が開催された。親方や力士は周辺の武家屋敷で宿泊しもてなされた。
宮内天満神社(国指定文化財)
応安2年(1369)の創立
室津漁港(室津港)
三方を山に囲まれた入江の中は波静かで、まるで室の内のようだと「室の泊」と名づけられた。
室津の町並み(日本遺産北前船)
令和元年5月「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間―北前船寄港地・船主集落―」として文化庁認定日本遺産に認定
宝積禅寺
天平年間に行基が開基した寺と伝わる。
子爵 榎本武揚書 神力紀功之碑(粒坐天照神社)
粒坐天照神社の一角にポツンと残されたたつの市出自、明治の銘米神力米の紀功碑
如来寺
1533年建立、西山浄土真宗。白壁と用水路は龍野ロケに多用される
圓覚寺
三木露風の母親碧川かた16歳まで養女として暮らした
観光スポット一覧
鳩ヶ峰(室津街道)
室津街道上にある丸亀藩と姫路藩の境界。シーボルトもこの街道を通り、江戸の幕府に参府した。
道の駅「みつ」
国道250号(はりまシーサイドロード)沿いにある道の駅で瀬戸内海の絶景を満喫できる。
輿塚古墳
御津町内6基の前方後円墳のなかで最大
輪袈裟(わけさ)の清水
かつて街動筋を行き来した旅人達が渇いたのどを潤した。
赤松鼻
1336年に新田義貞は室山の赤松勢と戦となり、多数の赤松兵が討ち取られながら赤穂郡に逃れた。
觜崎の磨崖仏(天然記念物)
岩山の崖面に彫られた石仏
見性寺
室津の長の娘で遊女の室君が建立したといわれる五ケ精舎のうち現存する唯一の寺。
聖徳太子の投石(なげいし)
聖徳太子にまつわる逸話の地。