令和元年5月「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間―北前船寄港地・船主集落―」として文化庁認定日本遺産に認定。北前船貿易で莫大な富を築いた豪商も存在した(嶋屋等)。町並みは「室津千軒」といわれ非常に栄えた宿場町であったが、現在は瀬戸内海の静かで美しい漁港となっている。構成文化財。
※北前船(きたまえぶね)とは、江戸時代から明治時代にかけて日本海海運で活躍した、主に買積みの北国廻船(かいせん)の名称。 買積み廻船とは商品を預かって運送をするのではなく、航行する船主自体が商品を買い、それを売買することで利益を上げる廻船のことを指す。